2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

さらに DPF-7002 のこと

さて、この DPF-7002 はヤフオクで買ったものだと昨日書いたが、売り主がアナログ出力端子を少しいいものに交換している。交換はいいのだが、線のハンダ付けを左右間違えてやがったので、RCA ケーブルを左右逆にしてやらなければならない。が、これをややも…

DPF-7002 のこと

デスクトップのサブシステムで使っている CDP は KENWOOD の DPF-7002 である。今更何か付け加えることもない有名な機種だが、10年前の機種なのにノントラブルで動いていてとても重宝している。ヤフオクで18,000円くらいで買ったんだが、非常に便利だ。デジ…

さらにいじりまわす

こうなったら手元にあるものでできることは可能な限りやってみよう、ということで、今度は前段を EF86 の三結に変更。実はグリッドとシールドが入れ替わる以外は ECC88 のパラと同じピンアウトだったりするんである。プレート抵抗 100k、カソード抵抗 2k で…

松下 6DJ8

で、初段の球を相対的に安定している松下の 6DJ8 に変更。笛吹童子 ECC88 だと多少粗い(発振のことも影響しているのだろうか)ように思えたのだが、こちらにしたらぐっと透明感がアップ。国産の球は好きである。

ECC88 の発振

EL32 アンプの初段を ECC88 に変更してご機嫌で聴いていたのだが、ボリューム最小と最大のところで微妙に発振している。球によって程度の差はあるが(たとえば松下の 6DJ8 はごく僅かにしか発振を聞き取れない)発振してることに変わりはない。gm の高い球な…

EL32 アンプを更にいじる

初段を ECC88 にしてご機嫌だったのだが、もうちょっとバイアスを深くした方が美味しいところが使えるように思って初段のカソード抵抗を変更した(1.8k→4.3k)。明らかに音の重心が下がって好ましい。まだ経験値が足りないので、なぜバイアスを深くすると低…

CV4060など

以前買い込んで、使いにくくて放置していた CV4060 という球がある。これで何かしようと思ってることはちょっと前に書いたが、データシートを見るとめげてくるなこれ。ヒーター電流とかプレート耐圧とかプレート損失の数字自体は KT88 に近いから似たような…

副産物

自作がもたらす感覚ってのは、要するに「アンプって自分で作れるんだ」っていう実感なんだと思う。縦令作ったものがごく単純でしょぼいものだったとしても、自分で回路を考えて配線を考えてシャーシに穴を開けて作ったものからちゃんと音が出るという體驗は…

さらに変更

下のコメントでも書いたが、しばらく聞いてるうちに 12AU7/CV4003 だとちょっとマイルド過ぎる気がして、初段を ECC88 に変更した。インピーダンスも低いしこの方がいいんだろうな。思惑通りちょっとエッジが立ってきて、高音の空気みたいなものが出てる気が…

初段を変更

かなり NFB 抵抗を大きくしたんだけどまだ効きすぎの感がある。そこで全体の利得を下げて見かけの NFB 量を下げてみる(とオレは理解しているのだが、大間違いかもしれない)。手っ取り早く利得を下げるには初段にゲインの低い球を使えばいいわけで、E81CC …

VT52/ EL32

秋葉原に部品を買いに行ったのだが、ラジオデパートのサンエイで面白げな球を見つけて買ってきた。カナダ・マルコーニ製の VT52/ EL32。カーラジオなどに使われていた球らしく、ヒーター電流が小さく、プレート損失が 7.5W と 6V6 より一回り小さい感じ。コ…

45

次に作るアンプのために 45 のペアを仕入れた。ブランドは GE と Sylvania で、外形寸法が若干違うが内部構造は完全に同じ、ほぼマッチングの取れてるペアである。ゲッタもきれいで状態はよさげ。いかんせんうちの真空管試験機では UX ソケットの球はチェッ…

6V6 に戻したり

6L6GC を差してると低い周波のノイズが出るのだが 6V6 だとそれがない。ので 6V6 に戻した。迫力は 6L6GC に及ばないがこっちの方が自然な音に聞こえる気もする。6V6 なら整流管を 6V4 にしてもなんとか使えるのでそうしてみたら、6CA4 よりもスイートな感じ…

複雑

電源周りに多少の余裕があるので、6L6 系までは使えるはずである。そこで試しに RCA 6L6GC(ブラックプレート)を差してみた。……しまった。6V6GTA より 5.7 倍くらいいい。6V6 って控え目でかわいい球だからこのアンプを作ろうと思ったのに、複雑な気分だ。…

ファーストインプレッション

しばらく聴いてみて、どういうアンプができたという感想を持ったかといえば、うーん、普通? 多極管の無帰還シングルだし、どっちかといえばウオームな方向だとは思うが、何か突出したものができたわけではない。でも聞きやすい音なのは確かだし、ノイズなど…

負帰還

どうも負帰還量が多過ぎて、音質が不自然なばかりか位相もおかしい。こりゃ発振ぎりぎりだ。というわけでとりあえず NFB を外して様子を見ようと思ったのだが、無帰還で何にも問題がないぞ。別にノイズもなければ音質もレンジが狭いとか低音がボンつくという…

一応完成

とりあえず作業が終わったので試運転。 各部電圧はほぼ思惑通り。6V6GTA が p-k 間 260V くらい、E81CC が 85V くらい。恐る恐るサブシステムにつないでみたら、ちゃんと音が出た。基本的に NFB を効かせ過ぎで、もうちょっと減らさないとなんだか落ち着かな…

再開

いじってるうちにシャーシパンチが復活。ということで作業再開。1.2mm のアルミで既にシャーシパンチで穴を開けるのに骨が折れる。所詮安物か。そのうちもっと強力なのが欲しいものだ。 で、一応加工が終わって塗装。 色はダイソーグリーン (笑)。乾いたらも…

中断

ようやく電源トランスとインレットの角穴を開けたのに、シャーシパンチが壊れた(´Д`;)これを買ってくるまでしばらく中断。

6V6GTA シングル

さて、車の修理費が見積よりも多少安く済んだので、棚上げにしていた 6V6GT シングルアンプをやっぱり作ることにして、秋葉原へ行って部品を買って来た。なんだか行動原理が物凄く間違ってる気がする。買ってきたのは 30X20X6 のアルミシャーシ(ラジオデパ…

物欲封印

車が壊れた。まだ見積が来てないのだけど、金額を知るのが恐ろしい。ポンコツに乗ってるとこういうことがあるからコワイ。というわけで余計なことに使える金は全くなくなってしまうことが確定っぽいので、物欲は封印せざるを得ない。 でもこういう時に限って…

複雑

さて、この日記モドキを以前からご覧の諸兄は、オレがプリアンプとして Counterpoint SA-3 を愛用していたのをご存知だろう。で、Audio Electronic Supply の AE-3 キットを作ってそのできに喜んでいるのを読んで、「じゃあ SA-3 はどうなったのよ」とお思い…