2003-01-01から1年間の記事一覧

プリアンプ

低音が出ねえと文句を言っても始まらないので対策を考える。結局肝はプリアンプだという結論に達し、McIntosh C26 を入手。これも安かった。かつて持っていたことがある機種でもある。安かったが、右端のランプが暗い (これはもっとずっと新しい機械でもよく…

スピーカーケーブル

パワーアンプの端子をでかいのに交換したので、気を良くしてスピーカーケーブルもぶっといのを使おうと思い、AudioQuest Type6 を買ってくる。同じ AudioQuest の Bedrock がモデル末期なのかあちこちで安売りされているのでそれも考えたが、端末処理で死に…

ターミナル

MC2100 は古いマッキンの例に漏れず、スピーカーターミナルがねじ式 (イシャはどこだ!)、太いケーブルは物理的に入らないし、無理に押し込んでも接触に不安が残るし、何よりケーブルの交換に多大な苦痛を生じる。そこで頭に来てダイナコの時にも使ったコイズ…

魔術的瞬間

デンマークのスピーカーメーカーである DALI のキャッチフレーズは Magic Moment なのだそうだ (デンマークのスピーカーについては一つ書くべきことがあるのだが後日)。オレは DALI の音をまともに聴いたことがないのでふーんそうか、てなもんだが、オーディ…

プリの球

eBay で買った Amperex B.B. ECC88 が届く。医療機器からの抜き玉だそうだが、4本で10ドル未満なので、送料を入れても1本500円くらいか。売り主は気のいいイタリア人のおっちゃん。早速プリの球をこれに入れ替えたら、全体の音が見違えるようになった。分離…

とりあえず

4311B の下にハンズで買った黒檀ブロックを置いてみる。高音がうるさいのが気持おさまったような気がする。 しかし弦がダメだなあこのスピーカー。ロックやジャズやソウルはいい感じだし、たとえばキース・ジャレットのバッハなども悪くないんだが、オケがま…

セッティング

アンプをマッキンにしてみると、4311B が妙にがちゃがちゃした音になる。アンプがやっぱり古くていかれてるのかと思い EntryS をつないでみるとこれが良い音で鳴るのでアンプに問題はない。4311B もダイナコとだと特に気に障る音はしない。相性で片づけたく…

またしてもやってもーた

部屋の移転作業に追われてなかなかこの日記も書けないのだが、半分くらい進んで一応機器類を適当ながら設置したので写真を。 あれ? なんだかアンプが違うな (笑)。見ての通りの Mcintosh MC2100 である。かつて持っていた MC250 の後継にあたるのかな。ブル…

4311

JBL 4311B が届く。塗装が剥げてたりネットの枠が折れてたりツイータのキャップが凹んでたりするがどうやら音に影響はなさそう。さっそくつないで聴いてみる。以前持っていた L26 に比べるとずっとバランスがよくおとなしい音。そうそう、4301B もそんな感じ…

結局のところ

nOrh には無事買い手が付き、今日発送した。それを元手に JBL 4311B を買ってしまった。状態があまりよくないので安かった。まだ届いてないが、折りを見ていろいろ手を入れて行くことになろう。 もう一つ、nOrh の ACA-2b が届いた。しばらく前に夜中酔った…

スピーカー

nOrh SM 6.1 というスピーカーをこの数ヶ月使っている。既に300時間くらいは聴いているだろうからエージングもすっかり済んだところだろう。このスピーカーは確かに非常によくできていて、値段を考えればウソみたいに良いものであることは確かだ。が、最近自…

お宅訪問

知人が SATRI アンプがイイ! というのでお宅にお邪魔させていただき聴かせてもらった。SCA-7511 という小さいアンプと、AMP-5511K というキットの完成品でずっと大きいものの二つ。IC のバージョンが違ったりするのでそのあたりも音の違いに含まれるわけだが…

CDP

結局 REVOX をヤフオクで売却し (買い値より高く売れたのでラッキー)、カインの CDP-8HT というのをやはりヤフオクで購入した。新品で普通に17万位で売られているモデルだが、ヤフオクにはなぜか定期的にカインの新品を格安で売る人がいて、REVOX を売った金…

ちょっとだけ

ST-70 の球を Svetlana の KT88 にしてみたりまた元の GE/Mullard の 6CA7 に戻したりしている。やっぱり 6CA7 の方がいいような気がする。この球も寿命が近いような気がするのでスペアを買っておいた方がいいかもしれない。かといって xf2 なマッチト・クワ…

6CA7とKT90

学期も終わりに差しかかり、何かと忙しくて機械をいじっている暇がない。音楽を聴いてるといじる時間なんか無くなるのだ。それが正常か。 ただ今日はちょっとだけ余裕があったので、最近ずっと挿しっぱなしになっていた KT90 から本来の 6CA7 に戻して聴いて…

ダイオード

Stereo70 は整流管に GZ34 を使っているが、ぱらぱら眺めていた雑誌の自作記事で、最近は高耐圧のショットキーバリアダイオードなどというものがあることを知る。相当に高価だが、試してみる価値はありそうだということで買ってくる。ついでに位相反転段の 1…

とりあえず

ねこ写真。

頭を冷やして

2A3 シングルである HC-2 と KT90PP である Stereo70改を聴き比べる。 まず 2A3 は、 すっきりと伸びる。端正。 低音は量は十分だが緩い。 音場は広い。 ハムバランサのおかげで残留ノイズは無視できるレベル。 一方 KT90PP は 丸くて太い。レンジが狭いわけ…

直熱三極管

しばらく何も書いてなかったが、「注文してしまったもの」とはアドバンスの 2A3 シングルアンプ HC-2 である。モデルチェンジしてオール基板になるというので、慌ててへそくりをはたいて旧型を入手した。サンバレーに一台だけ残ってたよ。 暇を見つけてちょ…

大変革

というほどのことでもないかもしれないが、TU-875 のフラットアンプ部の球を交換したために元々付属していた Philips 6189W が一本余った。一方 オレが装着している Triode Electronics の Stereo70 用ドライバ段は位相反転段に 12BH7 か 12AU7 が使える仕様…

またまた NFB

Stereo70 を無帰還にしていたのだが、やっぱり残留ノイズ大杉。てわけで NFB 抵抗を 4.7KΩにしてみる。残留ノイズだけ減って音は無帰還とあまり変わらない。しばらくこれでいってみよう。 TU-875 も、フラットアンプ部の出力コンデンサだけ ASC X363 に交換…

TU-875いろいろ

フォノイコライザをサンバレーから借りて試していたりするわけだが、TU-875 もメインのシステムにつないで試してみた。フラットアンプ部はさすがに SV-3改にはかなわないが、それでもなかなかクリアで明晰な音だ。一方フォノイコライザ部は極めて優秀。おそ…

フォノイコライザ

サンバレーの大橋氏に頼んで、12AX7 を2本使ったフォノイコライザアンプであるところの SV-6 を借りてみた。付属していた SOVTEK の 12AX7 があまりよくないので手持ちの GE 5751 に変更して聴いてみた。非常に「真空管」な音。低音の量感はあるし、中音域も…

諸般の事情により

TU-870 のボリュームは戻す。入力セレクタは外したまま。 もうちょっと音に厚みが欲しいというわけで TU-875 を作って足す。このプリはフォノイコライザ部分に力が入っていて、ラインアンプ部は 12AU7 一本で両チャンネルをまかない、ゲインもごく小さいシン…

工作の日

今日は個人的に工作の日。まず TU-870 の入力セレクタとボリュームを取っ払い、入力端子を交換し、カップリングコンデンサを元の 0.022μF から 0.1μF に変更する。どっちみちパッシブプリ経由で使ってるのでボリュームもセレクタも音を悪くするだけで無用で…

端子

長いことほったらかしになっていたプリアンプの入出力端子の交換を行う。オリジナルのジャックはかなりしょぼいので、ケーブルの重さに負けて接触不良を起こしたり、シャーシに音声信号が流れてしまったりして使いにくいことおびただしかった。 そこで大型の…

ねこねこ〜

忙しくて音楽を聴く暇もありゃしない。 ねこはいいなあ。寝てればかわいいんだもんなあ。 アンプの後ろじゃなければここで寝ている。ここに寝られると当然レコードを聴くことは出来ない。毛がターンテーブルの微妙なところに入ったりもする。が、オーディオ…

さらにさらにさらに NFB

無帰還ではノイズやインバランスの問題がある。デフォルトの NFB 量では音が死ぬ。困った。そこで軽く NFB をかけてやればいいのではないかと考え、220Ωと500Ωの二種類の抵抗と、位相補正用に100pF のディップマイカコンデンサを買ってきて試してみる。 結果…

さらにさらに NFB

やはり無帰還の方が音質的にはずっと有利なのである。女性ボーカルやピアノの自然さは NFB を掛けているときとはくらべものにならない。しかしこの状態での左右の音量のインバランスがどうにもあれだ。そこで音量の大きい左チャンネルの入力部に 5K の抵抗を…

さらに NFB

ST-70 の NFB 抵抗を取っ払ってしばらく聴いていたが、音の自然さというか生々しさは増すんだけど、定位が怪しくなる、ノイズが増える、低音がやや暴れるという問題もあることに気がつき、悩んだ末 NFB 抵抗を戻すことにする。要するにこの値だと相対的に低…