電線

正月明けで郵便局も動き出したようで、別々に頼んでいた PS Audio の Plus インターコネクトケーブルと MIT Z-Cord 2 が届いた。どちらも送料を含めてもアメリカ価格の半値、日本の定価の三分の一くらい。まず PS Audio をプリとパワーの間に使ってみる。なるほど、ようやくインターコネクトケーブルで音が違うということが認識できた (笑)。今までの AudioQuest Coral と比べると明らかに艶とか響きがよくなるし、うるさい成分が引っ込むようで感触のいい音だ。一発で気に入ったのでもう何組か買ってやろうと思ったら品切れでやんの。ちぇ。
MIT の方はプリに使う。プリアンプに太いケーブルはトラウマなので避けることにしていて、Z-Cord 2 も例の箱がなければ安物の付属ケーブルみたいな代物であるところが気に入った。これも AudioQuest のケーブルと比べると (例によってエージングに時間がかかるらしいのであくまで第一印象だが) ふっくら系である。MIT はスピーカーケーブルでもそうだけどちょっと空気に水分が混ざるというかそんな感じだよね。
以前は AudioQuest のややドライなところが気に入っていたんだが、最近は PS Audio や MIT のような少しウエットな響きのきれいなケーブルが好みになってきた。実際にものを聴いてみないと自分の好みの音っていうのも把握しづらいわけで、好みが買い物に引き摺られてるという言い方もできるけれど。