6N6P

mandana2004-06-18

部品箱を漁っていたら、6N6P という露球を発見。確か MeiXing のプリアンプの電源用に買った玉だが使わずに放置していたのだった。改めて調べてみたら、6N23P との挿し替えが行けるかも、という記述を web で発見したのだが、6N23P といえば 6DJ8/6922 と互換性のある球だ。つうことで壊れることもあるまいと思い Counterpoint SA-3 に挿してみる。
なんだか妙にいいんだけど。ワイドレンジでローノイズ。聴感上の歪みも少ない。ECC99 が 12AU7 のかわりに使えちゃうのと同じようなもんなんだろうか。ま、結果が良かったのでしばらくこれでいってみよう。ちょうどマッチのとれた球が4本あるから、3本使う SA-3 にも足りることだし。ちなみに写真は左側が 6922 で右側が 6N6P。ECC99 と同じくらい大きな MT 管なんである。
さらにフォノイコライザ部もこの球に替えてレコードを聴いてみた。ゲインが上がるかもという期待はかなえられなかったが、ノイズがまったくないのには驚いた。CD と同じような音量を得るためにプリのゲインを目一杯上げてもハムをはじめノイズがこないのである。最初は音が出ないのかと疑ったくらいだ。これ、もしかしたら凄い球なのかもしれない。