ひとまず完成

始めてからモチベーションが下がったりして時間のかかっていた 300B PP アンプだが、ひとまず形になって音は出た。

以前の 6528 と同じ SIPP で、初段は 6BN11 の active load でドライブしようというわけだ。現状の回路図はこんな感じ。

当初 4W くらいしか出なくてありゃー、というところだったが、初段の負荷を大きくしたら 10W くらいになった。それでも計算上は 14W くらいいけるはずなので、さらに負荷を大きくしてみよう。Esg を上げて Ip を増やすのも手だな。出力段は定電流で縛られているので、動作の如何は初段に掛かっている。音の面では、さすが橋本の OPT(HWC-30-8)というところで低音の力感がなかなかだ。中高域が前に張り出してくる感がある。こういう感じが欲しかったのは確かだが、やや取っ散らかったところもあるので、もうちょっと負帰還を深くしてもいいかもしれない。時間と共に落ち着いてくるだろうけど。

そんなわけで、まだまだ調整の余地はあるものの、さすがに素性はよさそうなアンプができた。