パッシブプリアンプ

ボリューム調節およびセレクタとして愛用してきた Creek OBH-12 だが、リモコンに対する反応が悪くなってきたり、何かと草臥れてきた。考えてみれば結局リモコンによる音量調節ってあまり使わないし、入力切換がリモコンでしかできないというのも不便なこともある。そこで完全手動の電源を必要としないものを自分で作ってみた。

ボリュームは香港製のラダー型23接点切換のアッテネータ(25k)で、セレクタのスイッチはセイデン。余っていた銀線を配線に使った。つまみもアッテネータと同じ店で買った中国製で、ケースはこういう用途では定番のタカチの UC。

設置するとこんな感じになる。音質については夜なので大きな音を出せないからちゃんと聴いてないが、機能は問題なし。音量の変更時にもクリックノイズは出ない。音量の調節が大ざっぱにしかできないという難点については、しばらく使っているうちにそれが問題かどうか判断するしかあるまい。
それなりに部品を奢っても自分で作れば1万円くらいでできる。まあこの程度自作のうちにも入らないわな。