1626PP

なにしろ足が悪いので出かけられず、仕事の合間に回路を妄想する。で、そのうち 421APP を作ろうとは思ってるのだが、プッシュプルの臭作習作として 1626PP を考える。作るとしてもほとんど手持ちの部品で済むので、新しく買わなければならないのは抵抗とチョークくらいだ。で、ざっと増幅部を考えてみる。

特に何の変哲もない回路で、初段が 12AU6、12AU7 を使ったムラード型位相反転で出力段は A1級 PP。OPT はハモンドの 1620。たぶん 2.5W くらいは取れる。ゲインは裸で 34dB くらいなので、NFB をかけて 26dB くらい。しかしこれだと初段で大きくゲインを稼ぐことになって少しバランスが悪い気もするので、位相反転に E81CC を持って来て初段の 12AU6 を三結にするパターンも考えた。

こっちだと裸のゲインが 32dB くらいで NFB が 6dB かけられて 26dB というところ。というような増幅部を動かす電源部はこんな感じになろうか。

整流管は初段と位相反転段が直結なので傍熱管がいいのではないかと思っただけ。括弧内はパターン2の場合の抵抗値を表す。これまた何の工夫もない。あ、B電源の供給電圧が5Vずれてるな。これは電源部に書かれている数字が正しいや。
とにかく足が治るまでは身動きが取れないので考える時間だけはたっぷりある。先輩諸氏のご意見を伺いたいところである。