変更

で、気を取り直して弐號機の回路変更へ。 337A-311B という構成に変更して、明らかにゲインが足りないのが気になっていた。そこで思い切って初段の 337A を五極管接続にしようと。337A は比較的 gm の高い球で、三結でも 6J7 あたりよりは高い利得(μ=25くらい?)を得られていると思うが、最初に使っていた 6AC7 に比べると流石にちょっと心もとない。部品箱を漁るとだいたいちょうどよさげな抵抗と電解コンデンサが見つかったので早速変更。ついでにソケットを 180 度回転させて 337A のロゴが見えるようにした。
計測してみると、Ep と Esg がほぼ同じで 100V くらい。もうちょっと Esg を下げたいかな。なにしろ 337A の gm の高さを舐めていたようで、この動作条件だと計算上利得が 150 くらいある。ドライバとの間に局部帰還をかけているとはいえ、いかんせんゲインが高すぎる。これ一本で 300B のドライブを賄ってるアンプがいくらでもあるくらいなのに、ドライバで更に 15dB くらい稼いでる計算だから、現在の NF 量だとオーバーオールのゲインが 31dB くらいある。これではさすがにノイズも多いし使いにくい。かといってあまり NF を増やしたくもないので、初段のゲインをもうちょっと下げたいなあ。大橋さんとこの SV-91B なんてあの構成でどうやってゲインを調整してるんだろうか。
ということで現状の回路図