零號機

ちょっと回路上の実験をしようと思い立ち、零號機(EL32 シングル)を引っ張り出してきた。しかし最初に作ったときは嬉しかったけど、今となってみると上下のバランスが悪くて低音は風呂で鳴ってるみたいだしノイズは多いし、初號機 45 シングルとは月とスッポンだ。NFB を増やすと大分改善されるけど、それでも箱鳴りの大きい FE127E バスレフはドライブし切れない。やはり球の素性が大事で、45 のような名球を使うとオレみたいなのが作ってもまともなアンプが出来るということか。
ただ EL32 の音色は捨てがたいので、ちゃんと PP でまともに設計したアンプを作ってあげたい。大分後になるだろうけどな。それまでまた妄想していよう。