電圧

だいぶ円安傾向も引いてきたので、そろそろ件の 6C33C アンプを買おうかと思って、ふと昇圧トランスがあった方がいいかなと考えた。以前 805 アンプの時にはトランスがないほうが結果はよかったのだが、あれはアンプの消費電力に対してトランスが小さかったからというのが大きいのだろう。現在サブのダイナコにはその時結果が良くなかったノグチトランスのアイソレーション昇圧トランスを使っているが、こっちではかなり具合がいい。100V 駆動と比べると低音の充実が著しい。450VA あるからこれくらいの規模のアンプでは十分だ。ちなみに同じノグチトランスの、容量は大きいが安い小さな奴を使ってみたら、がさがさで響きも何にもない音になってしまった。でもその小さいトランスは Mac に使うととても具合が良くて、iTunes で音楽を聴く際の音質が明らかに改善される。ユニバーサルのスイッチング電源なんだから電圧なんて関係ないようなもんだがはっきり違うんだからしょうがない。
で、例の 6C33C アンプの消費電力が大体どれくらいなのかわからないんだよね。200W くらいならそれこそ今のノグチトランスと同じものを買えばすむんだけど。電流は食うけど電圧の低い球だからそれくらいで収まるかなあ。500ドルのアンプにアンプと同じくらいの値段のトランスをあてがうのもなんだかばかばかしい。CSE で最近昇圧トランスを出したそうだけど、定価で49,800円もするし、500VA で 4.5kg しかないのがなんだか疑わしい。ノグチの 450VA なら23,000円くらいだから捻出できる額ではある。こっちは10kg以上ある。1000VA になるといきなり40,000円近いんだよね。UPS でも正弦波をきちんと出してくれるものだとかなりお高い。大きいものはファンのノイズもあるしなあ。どっかにでかくて安いトランスがないものか。
なんか大分前に電圧のことでぐだぐだ言ってた記憶はあるのだが、オレのオーディオって結局同じところをぐるぐる回ってるだけみたいな気がするよ。