オリジナルのユニット

SA/F80AMG と比べると明らかに穏やかな音。Tang Band のペーパーコーンの音だな。ルックス的にキノコは合わないので試さないが、キノコでもこの傾向の音になると思われる。Tang Band の中では古株に当たる今となっては平凡なユニットだが音はいい。これを選んだ nOrh はさすがなんだろうな、やっぱり。予想通りこっちの方がバランスがよくて聞きやすい。こっちの方が常用には向いてるだろうな。低音も大分出てきた。
ところでユニットを交換しつつこのスピーカーの構造を観察したが、上面と側面は一体で同じ石から削り出されている。これに後からバッフルと底面を接着しているわけだが、工作精度は高い。またバスレフダクトまで大理石で作られていて、これを底面に接着している。大変な凝りよう。吸音材は上面にのみ貼られている。壁面の厚みもかなりあって20mm以上。感想:狂ってます。普通こんなもん作ろうと思いません。