アナログ再調整

id:Nary さんが泥沼に嵌り込みつつあるのを記念して、オレもアナログを再調整している。オレのアナログ関係機器を整理してみると、

  • ターンテーブル: Thorens TD-318 MkIII + 強化電源
  • カートリッジ: Shure V15 TypeIV, Dynavector RUBY Karat (復刻版), Audiotechnica AT150Ti, Pickering NP/AC-S
  • 昇圧トランス: Marantz MC1000 (借り物)
  • フォノイコライザ: Counterpoint SA-3 内蔵

という感じである。他にあるのは Shure の針圧計くらい。もっともオレの場合小学生の時からアナログには慣れている世代なので、針圧は経験でほぼ問題なく合わせられるけど。オーバーハングも目の子だ。つかそんな厳密になる必要はない。
で、今回はカートリッジをダイナベクターにしてみた。これについては何度か書いてるが、低出力 MC なのでノイズが気にならなくはないものの、情報量の多さはぴか一なのでできればこれを使いたいわけである。極めてコストパフォーマンスの高いカートリッジだ。ということでトランスも必要なので MC1000 を接続。
そういえば CD を聴く時の DAC が低出力なので、この DAC に合わせてシステムを調整していたのがよかったのだろう、このカートリッジでも気になるようなノイズは出ない (もちろんスピーカーに近づけば聞こえるんだけど)。SA-3 のゲインがそもそも高くないし。音はといえば、細かいところもよく出てるんだけど腰のある音。上も下もデジタルより余程出ているようにも聞こえる。新譜が最早アナログではほとんど出ないので CD を買うけれど、純粋に音質でいえば、オレの安物でも LP の方が CD よりもよい。オレの場合 LP では古いロックしか聴かないというのもあるが。