Plitron トランスさらに続き

Mike から返事がこないので、オリジナルのトランスの二次電圧と Plitron トランスの二次電圧を比べて、同じ電圧が出ている線をつないでみた。結果はビンゴで、一発でちゃんと動作した。よかったよかった。
まだできたてなのでこれから音が変わっていく可能性はあるが、現時点では情報量が格段に増えて、ギターのカッティングやベースラインが埋もれずにはっきり聞こえる。けっこう別物感があるぞ。当然のことながらトランス自体はほとんど熱を持たないし、まったく唸らない。もともと S/N のいいプリアンプだが、よりノイズフロアが下がった感じがあるな。トランスそのもののできに加えて、オリジナルが117V仕様なのに対してこのトランスは日本向けに一次側が100Vなので、アンプ自体が昇圧トランスのような夾雑物なしに本来の電圧で動いてるというのもあるのだろう。
問題はリードのアルミケースのいかにも手作りっぽいルックスの悪さだが、これは我慢するしかあるまい。