E288CC

platycerus さんのご厚意で Siemens E288CC をお借りした。DARIO ブランドの旧型と80年代の新型と、両方 Siemens

真ん中が旧型、右が新型。内部構造がかなり違うのが分かるだろうか。左端は比較用に置いた Amperex 6DJ8。形も大分違うね。
音はというと、思ったより柔らかい音だが、笛吹童子みたいに響きが強すぎて音が混濁してしまうようなところがなくていい感じだ。E288CC はマイクロフォニックノイズが大きい場合があって、プリアンプ、ましてフォノステージに使うのはどうかという話もあるのだが、まったく問題なく使えている。ローノイズなところはさすが。ヒーター電流が 6DJ8 よりは大きいのだが、まあトランスの能力の範囲内のようで特にトランスが熱くなったりはしない。まだほとんど使っていない球らしいので、これから馴染んできた時にどうなっていくのか楽しみだ。というわけでありがとうございます > platycerus さん。