アナログ関係

そうそういつもネタがあるわけではなく、ネタになるような買い物ばかりしていたら破産する。というわけで引っ張り出してきた nOrh のフォノアンプの真空管を交換する。元々付いてきてるのは Electroharmonix の 12AX7EH だが、この球はどっちかというとギターアンプの前段できれいな歪みを出す目的で使われることが多く、フォノアンプみたいな微弱信号には向いてないと思う。そこでヤフオクで松下の 12AX7A を3本1,600円で落札。抜き球だが状態は悪くなかった。さっそく交換してみると、若干クリアになったような気はする。正直あんまり変わらない (笑)。まあ気分の問題。
このフォノアンプは MC67-HA 内蔵のものよりも音が太くて丸いので、カートリッジも MM の方が合うのではないかと思って、Shure V15 TypeIV を引っ張り出してくる。取り付けにかなり手間取ったが、音は目論見通り太い音で聴きやすい。通常使用の Dynavector RUBY Karat は解像度が高いがやや線が細いので相当傾向が違う。本当は聴く音楽によって替えられればいいのだが、いかんせんストレートアームなので取り付けがかなり面倒だ。シェルごと取り換えられるアームの付いたターンテーブルが欲しくなる。ちなみにカートリッジ交換後の写真を撮ろうと思ったが、ねこがターンテーブルの上で寝ていて、どかすと安眠妨害になるのでなし。