SV-2 続き

SV-2 の初段の 12AX7 を松下に、ドライバ段の EL34 をムラードにしてみた。説得力がまるで違って物凄くリアルな感じがする。これだけ違うとはなあ。大橋さんのところでムラードの ECC83 も頼んでいるので、これにしたらどうなるか楽しみだが、球の変更にこれだけ反応するアンプだと、出力管を変更してもまったく違った音がするんだろうなあ。ううむ。RCA やセトロンは無理でも、KR なら無理すれば買えないことはないか、なんてことも考えてしまうよ。
それより、ムラードの EL34 は元はといえばダイナコを買った時について来たやつで、見るからに寿命くさいのでもっとまともな球を調達した方がよさそうだ。eBay で比較的安いペアがあったから入札しておこうかな。
トランスの唸りとノイズはリスニングポイントでは気にならない。残留ノイズもユニットに近づけばなくはないが、89dB のオレのスピーカーでは 50cm も離れれば聞こえない。唸りも同様で、無音状態でそばに近づけば聞こえるという程度で実用上の問題はない。「なんだこのアンプノイズが出るのか、ダメじゃん」と思われては心外なので。ただでさえよく売れたアンプなので、同業他社や原理主義者の攻撃がサンバレー製品には向けられがちだから、オレが書いたことが攻撃の材料になってしまったりしてはあまりに申し訳ないということで。