またバイアンプ

今度は中高音と低音を逆にしてみた。プリアンプの球を換えたら 805 アンプでも高音の神経質な感じが無くなったので、こっちを中高音に、ダイナコ改を低音に。ダイナコは単体だとやや低音が薄いが、低音専用にしてやれば25cmのウーファーくらい楽にドライブできる。
うん、いい感じだ。ストレスがなくて音が自然に出てくるように感じられる。弦の音が綺麗だなあ、と喜んでマーラーの4番を聴いていたら、わかってるのに第三楽章の大太鼓とティンパニで思わずびくっとしてしまった。お化け屋敷かこの曲は。
それにしても、色々いじくり回してるが、中国オーディオはやっぱり侮れない。追い込めばどんどんポテンシャルを発揮する。アンプでいえば S/N はいまいちだったり、若干トランスが唸ったりするなど作り込みは不足しているが、音そのものはいい。逆に言えば、そういう細かいところを気にし始めるとコストが数倍に跳ね上がっていよいよハイエンドの領域に入って来るのだろう。
久々登場のダイナコ改が入ったラックの中身。ちゃんと整理しないと駄目だな。