MIT のデジタルケーブル

Audio Advisor に注文していた MIT のデジタルケーブル AVt-2 が届いた。デジタルケーブル2本で200ドル超という、オレにしては相当奮発した電線。銀線の AVt-1 はさすがに予算オーバーだし、オレのシステムにはオーバークオリティだろうと思ってこれにした。アナログケーブルやスピーカーケーブルには既に多少の投資をしていたんだけど、同軸デジタルケーブルは ZAOLLA のままだったので、ちょっといいものを使ってみたかったのだ。ちなみに国内代理店であるナイコムのサイトには AVt シリーズのデジタルケーブルは掲載されてない。国内では売ってないのかしら。
MIT のケーブルとはいえ例の箱はついていないので見たところは普通のケーブルだ。コレクトチャック式のコネクタの精度は高く、ここらへんが ZAOLLA とは大分違う。まだつないだばかりだからこれから継時変化が予想されるけど、第一印象としては快感の一言。風呂場の排水溝を掃除した後みたいな音だ。透明感が高く、録音時の空気がそのまま連れて来られたみたいな感じ。飽和点が明らかに上がって、ピアノの低音が潰れる感じがあったのなんかがすっきりなくなってる。こりゃあいいや。とりあえずこんな感じでつないでいる。

手前が Monarchy Audio のアップサンプラー、奥がソフトンの DAC